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横浜そごうに出掛けて、午後３時から「よみうりカルチャー」で「奇皇后と高麗王朝」
という題名の講座を行なった。
参加者は２６人。寒い中を来てくださって心から感謝。
高麗王朝の末期に中国・元の皇帝の第二夫人となった奇皇后は、ハ・ジウォン主演の韓
国時代劇の主人公になったが、実際には生没年がわからないほど謎が多い女性。歴史書に
は「大変な美女だった」と記されている。
ただし、奇皇后の一族が悪行を重ねたので、歴史的に奇皇后も評判が良くない。本来な
ら、ドラマの主役にふさわしくないのだが、そこは韓国テレビ局の巧みな（？）創作力が
効いて、奇皇后のキャラも美化されていた。
けれど、ドラマ序盤の「女性主人公が男に扮しているのに周囲が誰も気づかない」とい
う展開にはヤキモキした。一目で女性だとわかるだろうに……。
いずれにしても、韓国時代劇には「男装ストーリー」がやたら多い。同じ展開ばかりで
、視聴者は興ざめしているのだが……。